A.あえの里には小学生の頃からボランティアを通じて訪問させていただくなど、自分にとっては地域に開かれたとても馴染みのある場所でした。また、難病を抱えた友人が身近にいたため、ヘルパーさんや人のサポートをするという仕事に自然と興味を持つようになりました。福祉系の大学に進み、卒業と同時にこちらに入職する運びとなりました。入職当初はケアハウスへの配属でしたが、7年前よりこちらのデイサービスの担当となり勤務しています。
A.こちらではご自宅で生活されていらっしゃる高齢者の方に対して、通所にて必要となる機能訓練を行ったり、レクリエーションやさまざまな活動を通じて豊かなコミュニケーションを育む場としてご利用いただいております。私たちはこちらで快適な時間を過ごしていただけるように、きめ細やかな身の回りのお世話をさせていただいております。食事の介助、排せつの介助、入浴の介助をはじめとし、健康状態の確認や記録、レクリエーションの企画準備から実施まで幅広い内容を扱っております。利用者さんは70代から100歳近くの方まで年齢も実にさまざまです。一日に平均して約30名くらいの方がこちらにお越しになられます。歩行訓練をしたい方、車椅子での活動となられる方など個人差もとても大きいですから、一人一人の状態を正しく理解し、それぞれの方に対して適切な対応が求められる現場です。レクリエーションではものづくりを楽しむ家庭クラブ、軽いスポーツにチャレンジする運動クラブ、歌を楽しむ音楽クラブなど一人一人の趣味や特技を生かした活動にフォーカスした内容となっております。みなさん思い思いのクラブ活動を通じて生き生きとした表情をされています。「ここにきて良かった」「今日は楽しかったな」と感じていただける瞬間をひとつでも多く見つけていただければと思います。やはり明日を生きるエネルギーは自分自身が「楽しい」と感じる力の中にあると考えます。そういった気持ちを少しでも多く引き出せるお手伝いができればという一心で、毎日利用者さんをお迎えさせていただいております。
A.自分が企画したゲームやイベントに参加した利用者さんから「楽しかったよ」と嬉しそうに声をかけていただけるときなどは大きなやりがいを感じます。高齢になられるほど難しい動作も増え、ちょっとしたきっかけで自分に自信を無くされてしまう方が多いとお聞きします。まだまだ自分ができることにもっと気づいていただいたり、自信を持って笑顔で過ごせる時間がどれほど大切なことなのかを痛感しています。だからこそ「楽しかったよ」「またやりたい」などと言ってくださることは本当に嬉しいことですね。
A.学生の頃に学校で知識として学んできたことと、実際の介護の現場で必要とされていることとの間にギャップを感じることは多々ありましたね。しかしそれは決してネガティブなことばかりでなく、例えば一人一人の方のご事情や状況にあったアプローチの仕方をさまざまな切り口から考えて試行錯誤する楽しさを知りました。“介護の理想とはこうでなければならない”といったような型にはまったひとつの答えだけでなく、人の数だけアイデアがあり、それを叶えるためのさまざまな方法があるはずです。それをひとつでも多く見つけ出し、最大限サポートさせていただくことこそが私たちの存在価値であるということを今あらためて感じています。
A.個人個人で必要とされていることにもっとフォーカスしたケアを目指せればいいなと思います。一人一人の状況をもっと細かく理解してスタッフ間で共有し、必要となるサポートを細やかに届けられたらいいなと思います。例えば、麻痺がある方においてはどの部位かでお支えしなければならない身体の箇所も異なりますし、認知症の進行具合によっても声掛けの仕方が変わります。その方その方にあった最良のケアのあり方を知ることで、自分の中の知識とアイデアの引き出しをもっともっと広げてゆけたらと思います。
A.こちらの介護職員は現在14名。ベテランスタッフがとても多いですね。先輩たちの仕事ぶりをみると勉強になることばかりですし、前向きに良い刺激をいただけます。利用者さんに関する情報やちょっとした気になる変化がみられた場合などにも、みんなで積極的に情報交換できているのでチームワークも抜群です。急なお休みにもみんなで協力しあって、自然と助けあえる心強い仲間たちです。
A.「人が好き」「お年寄りと話すことが好き」といった方にはとても向いている仕事だと思います。相手の気持ちにしっかりと寄り添うことのできる優しい方はいいですね。知識や技術などは経験とともに後から自然と身についてきます。何よりも優先してほしいのは人を思う情熱です。地域のみなさんとの交流もとても盛んな楽しい場所です。男性の方も大歓迎!ぜひ私たちとここで一緒に働いてみませんか?
A.あえの里には小学生の頃からボランティアを通じて訪問させていただくなど、自分にとっては地域に開かれたとても馴染みのある場所でした。また、難病を抱えた友人が身近にいたため、ヘルパーさんや人のサポートをするという仕事に自然と興味を持つようになりました。福祉系の大学に進み、卒業と同時にこちらに入職する運びとなりました。入職当初はケアハウスへの配属でしたが、7年前よりこちらのデイサービスの担当となり勤務しています。
A.こちらではご自宅で生活されていらっしゃる高齢者の方に対して、通所にて必要となる機能訓練を行ったり、レクリエーションやさまざまな活動を通じて豊かなコミュニケーションを育む場としてご利用いただいております。私たちはこちらで快適な時間を過ごしていただけるように、きめ細やかな身の回りのお世話をさせていただいております。食事の介助、排せつの介助、入浴の介助をはじめとし、健康状態の確認や記録、レクリエーションの企画準備から実施まで幅広い内容を扱っております。利用者さんは70代から100歳近くの方まで年齢も実にさまざまです。一日に平均して約30名くらいの方がこちらにお越しになられます。歩行訓練をしたい方、車椅子での活動となられる方など個人差もとても大きいですから、一人一人の状態を正しく理解し、それぞれの方に対して適切な対応が求められる現場です。レクリエーションではものづくりを楽しむ家庭クラブ、軽いスポーツにチャレンジする運動クラブ、歌を楽しむ音楽クラブなど一人一人の趣味や特技を生かした活動にフォーカスした内容となっております。みなさん思い思いのクラブ活動を通じて生き生きとした表情をされています。「ここにきて良かった」「今日は楽しかったな」と感じていただける瞬間をひとつでも多く見つけていただければと思います。やはり明日を生きるエネルギーは自分自身が「楽しい」と感じる力の中にあると考えます。そういった気持ちを少しでも多く引き出せるお手伝いができればという一心で、毎日利用者さんをお迎えさせていただいております。
A.自分が企画したゲームやイベントに参加した利用者さんから「楽しかったよ」と嬉しそうに声をかけていただけるときなどは大きなやりがいを感じます。高齢になられるほど難しい動作も増え、ちょっとしたきっかけで自分に自信を無くされてしまう方が多いとお聞きします。まだまだ自分ができることにもっと気づいていただいたり、自信を持って笑顔で過ごせる時間がどれほど大切なことなのかを痛感しています。だからこそ「楽しかったよ」「またやりたい」などと言ってくださることは本当に嬉しいことですね。
A.学生の頃に学校で知識として学んできたことと、実際の介護の現場で必要とされていることとの間にギャップを感じることは多々ありましたね。しかしそれは決してネガティブなことばかりでなく、例えば一人一人の方のご事情や状況にあったアプローチの仕方をさまざまな切り口から考えて試行錯誤する楽しさを知りました。“介護の理想とはこうでなければならない”といったような型にはまったひとつの答えだけでなく、人の数だけアイデアがあり、それを叶えるためのさまざまな方法があるはずです。それをひとつでも多く見つけ出し、最大限サポートさせていただくことこそが私たちの存在価値であるということを今あらためて感じています。
A.個人個人で必要とされていることにもっとフォーカスしたケアを目指せればいいなと思います。一人一人の状況をもっと細かく理解してスタッフ間で共有し、必要となるサポートを細やかに届けられたらいいなと思います。例えば、麻痺がある方においてはどの部位かでお支えしなければならない身体の箇所も異なりますし、認知症の進行具合によっても声掛けの仕方が変わります。その方その方にあった最良のケアのあり方を知ることで、自分の中の知識とアイデアの引き出しをもっともっと広げてゆけたらと思います。
A.こちらの介護職員は現在14名。ベテランスタッフがとても多いですね。先輩たちの仕事ぶりをみると勉強になることばかりですし、前向きに良い刺激をいただけます。利用者さんに関する情報やちょっとした気になる変化がみられた場合などにも、みんなで積極的に情報交換できているのでチームワークも抜群です。急なお休みにもみんなで協力しあって、自然と助けあえる心強い仲間たちです。
A.「人が好き」「お年寄りと話すことが好き」といった方にはとても向いている仕事だと思います。相手の気持ちにしっかりと寄り添うことのできる優しい方はいいですね。知識や技術などは経験とともに後から自然と身についてきます。何よりも優先してほしいのは人を思う情熱です。地域のみなさんとの交流もとても盛んな楽しい場所です。男性の方も大歓迎!ぜひ私たちとここで一緒に働いてみませんか?
A.あえの里に入職させていただいてからは10年以上のキャリアとなります。こちらに入職する前の職場では重度の腰痛を患ってしまい、介護の仕事から一度は離れることを決意しました。しかし、この地元である播磨町に小規模多機能型居宅介護施設「みんなの家」ができると聞き、もう一度大好きだった介護の世界で働いてみたいと考えるようになりました。介護の分野において常に新しい取り組みに挑戦されている知足会さんのグループ施設であるという点も、こちらを選ばせていただいた大きな理由のひとつです。入職当初は「みんなの家」にて勤務しておりましたが、自分なりにこつこつと勉強を続けてきていたケアマネジャーの資格を取得したことでその後、こちらの特養へと異動になりました。
A.特養で勤務して今年で5年目です。ちょうどこの春、私も妊娠・出産を経て介護福祉士という立場で再度現場復帰をさせていただいたばかりです。こちらには日常的な介護を必要とされる方々が大勢お暮しになられています。本入所の方で50名、ショートステイでは約20名ほどのご利用者さんがいらっしゃいます。私たちの仕事はそんなみなさんの身の回りのお手伝いをさせていただくことです。例えば部屋を移動される際の補助や食事の介助、トイレ介助に入浴などさまざまな生活のシーンの中においての必要なサポートをさせていただきます。私も含めてみなさん人間ですから日々気持ちのアップダウンもある中で、1日1回でも素敵な笑顔でいられる時間を作り出すお手伝いができればという思いで入所者さんとは関わらせていただいております。「今日は良い日だったな」とわずかな時間でも思い返せるような楽しいひとときをご一緒に過ごしたいと心から願います。実際には意思疎通がなかなか難しい方もいらっしゃいます。それでも「ここにいるよ」「安心してね」といったようなこちらの気持ちが伝わるような声掛けを意識するようにしています。
A.やはり入所者さんのとびきりの笑顔が見られる瞬間が一番ですね。「ありがとう」という感謝の言葉をいただけるときなども心から嬉しく思います。日によって担当も変わりますが、入所者さんは総じて優しい方ばかり。何気ない会話の中にも心の深い部分でつながっているあたたかさを感じます。ちょうど私が子供が生まれたばかりのタイミングということもあり、子育てに関するアドバイスを楽しくお話してくださったり、いろいろと気にかけてくださる様子を垣間見るたび、私の方が感謝の気持ちでいっぱいになるほどです。
A.そもそもこの介護の世界に入ろうと思ったきっかけは自分の祖父が入退院を繰り返していた経験にあります。母や祖母が介護で大変そうにしている姿を目の当たりにし、自分にも何か手伝えることがあればと思い勉強を始めました。介護福祉士になったばかりの頃は自分に余裕もなくて、そのくせ若いパワーに任せて自分本位なケアを押し付けてしまっていたように思います。ようやく今になって「自分が」ではなく、「相手が」心地良いと感じられるケアとは何かということをじっくり考えられるようになりましたね。いい意味で肩の力を抜いて、相手の思いをそっと引き出せるような寄り添うケアが目指せるようになったと思います。
A.今は仕事と育児を両立することが目下の目標です。やらなければならないことばかりに目が向いて、すぐにいっぱいいっぱいになりがちです。今は時短で働かせていただいていることもあって、早く自分らしいペースをつかめるように頑張りたいと思います。
A.あえの里には長くお世話になっておりますが、いつも現場の意見を尊重してくださる風土があると感じています。どんな発想に対しても最初からできないと決めつけずに「まずはやってみよう!」と前向きに捉えてくださる上司ばかりです。他の施設とは比較にならないほど自由度があると思いますし、実現に向けてみんなが一丸となって努力できるエネルギーに溢れています。スタッフ間の情報共有も活発に行われていますので安心して働くことができています。子供が生まれてからは急なお休みをいただくなど周りの方々には多大なるご迷惑をおかけしているのに、みなさん優しく応援の声をかけてくださいます。私の方も職場のみなさんに対して恩返しがしたいと思えるほど、ゆったりと穏やかな気持ちで働くことができる職場です。
A.人と話すことが好きな方、イベントを盛り上げることが得意な方などはとても向いている職場です。やってみたいことがある方やアイデア豊かな方も存分にその力を発揮できます。ここには私のように子育てと両立しながら働いているママさんたちもいらっしゃいます。一般的に介護の仕事は両立がなかなか難しいと言われますが、こちらでは時短勤務や夜勤の免除などその方の事情に応じて柔軟に対応してくださいます。ワークバランスや自分らしい働き方などといった部分についても親身になって相談できる信頼できる職場です。ぜひ安心してお越しいただければと思います。
A.きっかけは偶然目にした求人情報でした。当時の私は別の施設で勤務していましたが、もっと自宅から通いやすいところはないかとちょうど探していたこともあってこちらに興味を持ちました。見学に訪れた際の施設内の穏やかであたたかな雰囲気がとても印象的で、スタッフのみなさんも生き生きとした表情で楽しそうに働かれていました。ぜひ私もここで一緒に働いてみたいと思い、応募させていただきました。
A.こちらは特養ですので、介護度の高い入所者さんのお世話が中心となります。食事介助、排せつ介助、入浴介助といった日常生活における身の回りのお手伝いや各種機能訓練などのサポートもさせていただいております。看護師や理学療法士などさまざまな専門職の方々とも連携を図りながら、みなさんの毎日の生活をお支えしています。仕事をする上で私が特に大切にしていることは、どんなときも和やかな笑顔でいることです。入所者さんはとても敏感に周りの様子をご覧になられています。私たちの言動ひとつで不安な気持ちにさせてしまうことのないよう、どんなときも落ち着いて優しい笑顔で接することを意識しています。入所者さんは長期にわたってこちらで生活されている方がほとんどです。90代以上の方が多いため、看取りを含めた深いケアを必要とされることも多いです。ご高齢になられるほど今までできていたことも次第に難しくなり、中には意思疎通も難しくなられる方もいらっしゃいます。メンタル的にも深く沈んでしまわれることもあります。そんなときこそ、そばにいる私たちが精神的な部分まで力強くお支えすることができたらと思います。一人一人の思いにしっかりと耳を傾けながら、心の通ったあたたかなケアをご提供し続けたいと思います。あらためてその方にとってのベストなケアとは何かを常に自問自答し続けなければならない仕事だと感じています。
A.やはり入所者さんから「ありがとう」という言葉をかけていただくときが一番嬉しいですね。ご家族からもねぎらいの言葉をよくいただけるのでとてもありがたく思います。私は介護士ですから、医療的な処置をしたり直接的に病気を治すことは何もできません。特に看取りを含めたケアを必要とされる方へは、ただそばにいて身の回りのお手伝いをしながら見守ることしかできません。介護の仕事は明確な正解はありませんから、本当の意味で自分が役に立てているのか考え込んでしまうこともあります。そんな毎日の中で、やはり感謝の言葉をいただけるというのは自分自身としても奮い立つ思いがしますし、誰かの役に立てていることを実感できて嬉しく思います。
A.特養ではさまざまなサポートを必要とされていらっしゃる方々が暮らされています。そんなみなさんを支えることができるのは私たちしかいないといった強い責任感や自信が少しずつ持てるようになったのではないかと思います。看取りにおいては最期のその瞬間まで自分がしっかりと手を差し伸べたいと思いますし、自分にしかできないケアがあるのではと思えるようにもなりました。介護の仕事は誰がやっても同じではありません。そういった部分に気づけるようになった自分には大きな成長を感じます。
A.これからも入所者さん一人一人が穏やかに、一日でも多く笑顔でいられるようなケアを提供できたらいいなと思います。ゆくゆくはケアマネジャー資格などにも挑戦してみたいと考えていますが、まずは日々現場で感じ取ることを大切にしながら自分らしいケアのあり方をもっと深めてゆきたいと思います。
A.こちらの施設には30名弱の介護職員が勤務しています。年齢層的にも20代の若い方から60代のベテランの方まで幅広く、とてもバランスの取れたチームです。急なトラブルが生じた場合にも、みんなが前向きに自然と助けあえる風土があります。困ったことがあれば何でも気軽に相談できるとても風通しの良い職場です。
A.介護の仕事は男女の差なくみんなが等しく活躍できる現場です。人と人とがふれあう仕事ですから、特別な技術や知識よりも相手を思いやる気持ちが重要です。まっすぐ人と向きあえる方とぜひ一緒に働きたいですね。介護の世界が初めてという方も大丈夫!新人さんに対してはチームのみんなで指導にあたりますので、垣根なく誰にでもすぐに相談することができて安心です。興味のある方はぜひお問い合わせください。
Q.こちらに入職したきっかけや決め手を教えてください。
A. まず通勤に近い場所であったという偶然もありますが、大きなきっかけは祖母が入院した際、何もしてあげることができなかった自分への無力さを痛感したことです。福祉の世界は初めてでしたが、「人の役に立つ自分でありたい」という自分自身の思いに背中を押されて飛び込みました。勉強し、介護福祉士・介護業務の資格を取りたいと思うスタートでした。播磨町という場所も私にとっては長く住み慣れた地元です。地域に貢献できる仕事ができるというのも魅力でしたね。私は現在ケアハウスで寮母として勤務しています。
Q.普段の仕事内容を教えてください。
A.朝は利用者さんのお部屋を回っての安否確認から始まり、デイサービスなどへ出かける方にはお手伝いをさせていただいたり、食事の準備から相談、書類整理まで仕事内容はさまざまです。ケアハウスは基本的には自立型の支援になるので、利用者さんのそばに寄り添って必要なお手伝いをするお仕事ですね。基本的には利用者さんを見守る立場の仕事です。
利用者さんを通してたくさんのことを学ばさせていただいている環境です。その学びが自分自身の人生にプラスに働く瞬間の実感があります。私も歳を重ねていますが、利用者さんに比べたらまだまだ若造です。(笑)人生の先輩とも言える方々の経験と重なる部分もあれば、「なるほど!こう乗り越えればいいんだな」というような目から鱗のお話をお聞きする機会もとても多くて日々新しい発見があります。例えばお掃除の仕方ひとつにしても教わることは多くて、毎日楽しい気づきが飛び出す現場ですね。
Q.このお仕事を通じてやりがいや充実感を感じるときはどんなときですか?
A. 利用者さんみんなが一日が穏やかな気持ちで、怪我もなく無事に過ごせた日はとても嬉しいですね。利用者さんが骨折や病気などで入院することになると、本当に悲しくて辛い気持ちになります。でも「ここに帰ってきたい!」という強い思いを持ってみなさん驚くほどリハビリを頑張ってくださるんです。自分の足でしっかり歩いて、ここに帰ってこられる方は本当に多いんですよ!そんなときは利用者さんの熱意に感激して、胸がいっぱいになります。帰ってくる場所として大切に感じてくださっている利用者さんの気持ちは嬉しくて毎日のやりがいにつながっています。私たちも時間があるときにはリハビリのお手伝いや声かけなどの応援も積極的にさせていただいています。嫌な顔一つしないで辛いリハビリを頑張られている姿や目を見張る回復力にはいつも感動させられますし、スタッフとしても「私ももっと頑張らなければ」と良い励みになっています。
Q.この仕事を通じて自分が成長したなと感じることはありますか?
A.10年この仕事を続けて利用者さんと顔を合わせていると、「あれ?今日はちょっと顔色が悪いかな?」とか「なんか様子が変だぞ?」「ここ痛いのかな?」など、以前の自分だったら些細なこと過ぎて気づくことすらなかったものに敏感に気づけるようになりました。お話する中で、いつもと違う様子や空気の変化のようなものを感じるんですよね。言葉ではうまく説明できませんが、何かこうピンとくるものが自分の中にありますね。
あとは外で倒れてる方や困っていらっしゃる方に出会ったとき、自にさっと手を差し伸べることができるようになった自分には人としての成長を感じますね。困った人に寄り添えるようになりました。昔の自分なら周りの目や恥ずかしい気持ちのほうが強くて、知らない人に声をかけるなんてとてもできなかったですけれど、「助けないと!」という使命感のようなものが今は圧倒的に大きくなって自然と声を掛けたり手を差し伸べられるようになりましたね。そういう意味では自分自身に自信が持てるようになりましたね。
Q.職場の風土や雰囲気はいかがですか?
A.和気あいあいとした職場です。本当に笑顔が多い楽しい現場ですね。スタッフは2名で現在24名の方を担当しています。二人でとことん議論したり話し合いの場を設けたり情報交換は欠かせないですね。自分勝手な判断は禁物です。24時間勤務ではないので夜勤はありません。特養の看護師さんやスタッフさんとも連携は密に取っているので安心ですね。